金子みすゞ再発見 新しい詩人像を求めて [ 堀切実 ]
新しい詩人像を求めて 堀切実 木原豊美 勉誠出版カネコ ミスズ サイハッケン ホリキリ,ミノル キハラ,トヨミ 発行年月：2014年06月 ページ数：326p サイズ：単行本 ISBN：9784585295044 堀切実（ホリキリミノル） 1934年東京都生まれ。
早稲田大学名誉教授。
専攻は日本近世文学・俳文学 木原豊美（キハラトヨミ） 1944年山口県下関市生まれ。
梅光学院大学生涯学習センター講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） みすゞの不思議、みすゞの心ー巻頭エッセイ（エピソード記憶の力ーみすゞと芭蕉／母恋の詩人ー私の金子みすゞ観）／金子みすゞその人と文学を語る（「さみしい詩人」金子みすゞ／みすゞと「死」の世界 ほか）／みすゞの詩性とその真実ー躍動する作品論へ向けて（みすゞの詩の生成とその背景ーわらべ唄・和讃など／「繭とお墓」誕生の秘密 ほか）／みすゞの世紀・さみしい詩人ーその作品の世界を探訪する（作品と人生に落差／母性を凌駕する孤独 ほか）／みすゞの詩の風土（仙崎の俳句風景ー金子みすゞ投句箱より／下関のみすゞ風景ー海峡の街を歩く） 海のかなたに、空のはてに、夢と現実を重ねた“さみしい詩人”金子みすゞ。
母を恋い慕い、独りで苦悩し続けたみすゞの詩は、わかりやすいだけのものではない。
そこには人間としての成長の歴史が深くかかわっている。
みすゞの人間像に実証的に迫りつつ、作品を丁寧に分析し、その詩の真の価値を童謡史・近代文芸史のなかに位置づける。
本 人文・思想・社会 文学 詩歌・俳諧
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